ゆっくりしてくれること

先日来ていただいた60代のお客様より、

「ここに1か月に1度くるようになってから、背中に手が届くようになったよ!湿布が貼れるようになったんだよ!今まで棒でつけてたんだから!」
とご報告頂けました。

こんなに嬉しいと思ったのは久しぶりでした。

私のような施術者は、いかに関節の可動域が広がるだろうか、などと考えながら施術をしているのですが、

それが叶った事を、ご本人さまが喜びの声色で伝えて下さる事が何よりも嬉しいです。

もしかしたら、きっと私はこのお客様の娘さんのような年なので、
「がんばっとったで伝えてあげなきゃな」
と思って下さったのかもしれませんね。

施術後、お茶を飲みながら会話をして、帰るときには
「長居してごめんね~!」
と仰ってお帰りになります。

実は私は開店当初は、お客様が施術時間、トレーニング時間以外で長く店内にいることが嫌でした。

自分の時間がほしいとか、次の準備をしたいとか自分のことばかり考えていたからです。

でも違いました。
お客様が施術後も色々話して下さるのは、心を開いてくれていることだし、安心できない場所なら、すぐ帰りたいですよね。

そんなことにも気づかずに、わがままに自分の都合ばかり考えていたことに今更気が付きました。愚かですね。

お店でお客様がゆっくりしていこうとして下さることは

本当に感謝なことだし、私は幸せなんだなーと思わされました。^^

こんなこと書いて、皆さんに引かれないか心配だけど(笑)

大事なことに気付くには時間がかかるようです^^

未熟者ですが、また、よりいっそう皆さんのお身体が楽に、調子よくなりますよう、がんばりまぁぁぁぁす!!!(^0^)